得るものと失うもの


自転車映画祭が終わってから
自転車仲間のYoheiさんと
ダイナーで色々と話をした


次回の某イベントの予定とか
現在の一過性の流行とか
プロの競輪選手を支えているビルダーが
年々減り続けている現状とか
そんな感じの話をしていた

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ピスト乗りが増えることで
何よりも一番心配なのは
ピストに乗るということのリスクを
背負おうとしない人達がいるということ


国内ではまだいないけど
海外では実際に
ピストに乗り始めて間もない初心者が
事故って死んでいるらしい


海外で起こった事故だし
それは「自己責任」という言葉で
片付けられるような
簡単なコトではないと思う


スキルを持っていないのであれば
無理をしてはいけないし
また周囲に迷惑をかけないよう
心掛けるべきだと思う


道交法とか云々よりも
減速する為の「道具」が付いていないのに
制御出来る速度を超えて乗り回しては
(乗らされて)いやしないのか?


車の運転と一緒で
ちょっとした「慢心」が事故を呼ぶ
自転車は乗り方を間違えれば
人を殺める「道具」にもなる


そういう「当たり前」のことを
認識せずに乗ってる人がいるとしたら
ピストという「道具」で仕事をしている
「プロ」に対して失礼なんじゃないだろうか


もし人を殺めてしまえば
事故を起こした本人だけでなく
周囲をも不幸のどん底へ叩き落される


ましてや自ら命を落としてしまっては
何の「意味」もなくなってしまう


本当の「ヤバい奴」というのは
乗れてる人が常に様々なことを意識しながら
何処かに「余裕」を持って乗っているから
(乗りこなしているから)だと思いたい


ピストっていう「乗りモノ」が
アナログかつシンプル故に奥が深い
だから慌てず騒がず
じっくりと付き合えばいいかな…と

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映画は無論面白かったし良かったが


何が一番嬉しかったかって
懐かしい面々に再会出来たこと


皆健やかでいてくれて良かったよ